2020年7月13日月曜日

2012(平成24)年7月の行事予定

  諸悪莫作〈諸(もろもろ)の悪は作(な)す莫(な)かれ〉
  衆善奉行〈衆(もろもろ)の善は奉(う)け行(おこな)いて〉
  自浄其意〈自(みずか)ら其の意(こころ)を浄(きよ)くせよ〉
  是諸佛教〈是(これ)が諸佛(しょぶつ)の教えなり〉
                                        ー 七佛通誡偈
    (法雷カレンダー 7月の言葉)

「悪をするな」というのは、単なる躾(しつけ)でも心構えでもありません。
  心の声が「悪をするな」と私に命じる。
  それに従うのは私の人間性であって、自ら誇る必要もない。
  悪を慎み善に励み、しかも「〈私がした〉というとらわれ」からも離れる。これが佛の教え、不動の金言(きんげん)である。


  • 7日 (土)  1:30~正信偈の写経  2:00~おつとめ  「正信偈法座」
    • 今回は都合により土曜日に開催いたします。
    • また写経も引き続き行います。どうぞお気軽に!
  • 29日(日)11時前~ 仏具の「お磨き」
    • 初めての方も気兼ねなく、どうぞお越し下さい。

2 件のコメント:

土見誠輝 さんのコメント...

廃悪修善はこれ諸仏の通戒といえども、当世の我等は悉く違背せり。
もし別意の弘願に乗ぜざれば、生死を出で難きものか。
(醍醐本法然上人伝記)

光瑞寺 さんのコメント...

持戒堅固の法然上人でさえ「悉く違背せり」と省みられる。
今日放縦の私が生死を出ずるは大悲の願船より他なし。
乗じたからには船上の安らぎ、道行きには糧にも邪魔にもならぬけれど、せめては慎むべきは慎ませていただこう。善のまねごともさせていただこう。雑毒の善である、雑毒の善とはいえお育ての恩徳である。

死の解決㈢

 世の人は「救い」「救い」と言っておるが、「救い」とは何であるか、殆どすべての人が「救い」を知らない。死を宣告された人から見ると、五欲街道の修理は「救い」でない。  真の救いは、救う人と同じ境地に到達してこそ「救われた」と言えるのである。あるいは、救う人の境地に必ず行けるという大...