稲垣瑞劔師(明治18年~昭和56年)のお言葉を通して阿弥陀さまのお慈悲を味わってまいります
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凡夫は「生死」は苦しいもの、いやなもの、厭うべきものであると思い、涅槃は楽しいもの、善きもの、望ましいものであると思っているが、それは凡夫の価値判断である。 これに反して「無我」「無心」の心境は絶対価値に体達した境地であるから、物を二つに見て価値判断をやらない。そこのところを...
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