2020年8月25日火曜日

2012(平成24)年10月の行事予定

 紀元前5世紀のインド、釈迦(シャカ)族出身の一人が菩提樹の下で覚りを開かれ、自ら佛陀(Buddha=覚った者)と名告られました。それが、この世に出られた佛様です。
その覚られた真理は、その時代しか通用しない古めかしいものではありません。過去から未来に亘り、あらゆる人々、すべての命に当てはまる、まことの道理です。

  • 14日 (日)  1:30~正信偈の写経  2:00~おつとめ  「正信偈法座」

 その道理に目覚めるならば、誰でも佛に成り得る。
 人々よ、迷いの苦しみを解脱して覚りの世界に生きておくれ。

 この切なる思いで説かれているのが佛陀の教え、つまり佛教です。
 道理は時に人情では通れないことがある、だから佛様の言葉は、深い慈しみをもって説かれています。

2 件のコメント:

土見誠輝 さんのコメント...

「その道理に目覚めるならば、誰でも佛に成り得る。」

佛教は、仏に成る教え。

凡夫が本当に仏に成るのか。浄土門では、浄土に生まれて佛のさとりを開く。

光瑞寺 さんのコメント...

そうですね、末法世の凡夫はまことの道理に目覚めることは出来ません。
そこに、浄土を建立せねばならなかった大悲のまことがあります。

よびごえの うちに信心 落處あり

 佛智の不思議は、本当に不思議で、凡夫などの想像も及ばぬところである。佛には佛智と大悲がとろけ合っておる。それがまた勅命とも名号ともとろけ合っておる。  佛の境界は、妄念に満ち満ちた私の心を、佛の心の鏡に映じて摂取不捨と抱き取って下された機法一体の大正覚である。もはや佛心の鏡に映...